浜松市楽器博物館
ヤマハ、カワイ楽器、ローランドなど名だたる楽器メーカーが本拠地を置く、日本が世界に誇る楽器の街、浜松市。
今回は浜松市の中心部にある「浜松市楽器博物館」を見学しました。
入場料金は大学生以上 800円 高校生 400円 中学生以下は無料です。
1,300点に及ぶ楽器が展示されているので見応えは十分すぎます。
電子楽器コーナーにはヤマハ、ローランド、コルグの鍵盤のほか、Fenderローズピアノまでも。
国産ピアノやオルガン。今日、我々が手軽に良質なピアノに触れられるようになったのは、浜松の地でヤマハとカワイが競い合った功績なんだと書かれていました。本当にその通りですね。
ヤマハFC。ヤマハ掛川工場で見たものと同じです。こちらは1950年当時価格約150万円と書かれていました。
西洋鍵盤楽器フロア。構造的に特徴のあるスタインウェイやベーゼンのピアノや、チェンバロやチェンバロから派生した初期のピアノなど、珍しいものが展示されています。中にはカワイ楽器が復元製作したものも数点あるとのこと。
中世ヨーロッパのチェンバロは装飾がゴージャス。音楽が上流階級を対象とした文化であったことがよくわかります。
手の込んだ彫りの深いデザインは美しいです。
そんな中、安価でシンプル、コンパクトなピアノとして庶民の家庭にピアノを普及させるきっかけとなったのがスクエアピアノ。
このピアノが音楽演奏を身近なものにしたのだから、功績は偉大ですね。
オセアニア、アフリカ、ヨーロッパの楽器コーナー。
アフリカ系は、「吹く、叩く」シリーズが豊富な印象でした。
アジアの楽器コーナー。ゴールドカラーのオンパレードです。
一般的な見学所要時間は1〜1.5時間程度です。