場所・アクセス
北海道室蘭市中央町2-8-11 大町商店会
・JR室蘭駅から徒歩6分
アクセスマップは こちら
開放時間
24時間
ピアノ
電気ピアノ(エレピ) ヤマハ CP60 を無通電状態で開放 ※響板のないアップライトピアノとお考え下さい
設置期間
2019年6月〜
情報
バンド練習スタジオ オルガンハウス のオーナーさんによると「電気的な故障で音が出なくなってしまったヤマハの電気ピアノを廃棄しようと思ったが、捨てるくらいなら店先に出してみんなに自由に弾いてもらおう」ということでストリートピアノとしての活用が開始されたもの。
このピアノは電気ピアノ。普通のピアノと同じようにフレームに実際に張られた弦をハンマーが叩いて音を鳴らす構造ですが、音を大きくする仕組みが生ピアノとは異なります。
通常の生ピアノは弦の振動が響板という一枚の大きな木の板に伝わり、響板全体がスピーカーのように振動することで大きな音量が得られます。
これに対し電気ピアノは内臓されたピックアップ(収音マイク)が拾った音を外部のスピーカーやアンプを通じて出力するように作られているので、生ピアノのような響板がありません。
だから、スピーカーを接続しない状態で打鍵しても弦とフレームが鳴るだけで、生ピアノほど大きな音は出ないのです。
名前は電子ピアノに似ていますがそれとは全く異なり、良い意味でアナログ的な電気楽器で、エレキギターのピアノ版と考えていただくとわかりやすいと思います。
1980年代くらいまでは多くの電気ピアノが販売されていました。
つまり、こちらのピアノは電気の部分だけが壊れているから大きな音は鳴りません。もちろん、ピアノの機械としての部分は使えます。
そう。あまり大きな音は鳴らないという点を逆手に、夜中でも演奏できるストリートピアノとして活躍をしています。
昼間は近所の子供たちなどにも親しまれているようです。
設置運営
オルガンハウス