
場所・アクセス
佐賀県鳥栖市本鳥栖町1819番地 サンメッセ鳥栖 1F
・JR鳥栖駅東口出てすぐ
詳細なアクセス情報は こちら から
解放時間
9時~19時
月曜、年末年始休館
ピアノ
グランドピアノ フッペル(HUPFER)
設置時期
情報なし
情報
・演奏には受付が必要で、演奏は一人当たり5分以内。
・練習用ではないことが明記されています。
・ストリートピアノではなく、触れて、体験することのできる展示物という認識が適正だと思います。
1931年に鳥栖小学校に寄贈されたドイツ製のピアノで、サイズ的にセミコン級の大きさです。
このピアノはドイツの小規模な名工房「フッペル」で手作りされたピアノで、同社製のピアノは日本に数台しかありません。
同社は一族がユダヤ系であったことを理由に第二次世界大戦後のナチスより迫害を受け、事業は廃業に追い込まれてしまい、現存していません。
終戦直前の1945年の夏、二人の日本兵が鳥栖小学校を訪れ、このピアノで月光を弾いた。
終戦から長い月日を経たある日、当時の小学校の音楽教員が「あのときの二人は出撃前の特攻隊員であった。この世の名残に、と月光を弾いていった」という講話をした。
上記の物語は1993年に「月光の夏」として映画化されました。
これにより、平成初期に小学校で廃棄寸前だったこのピアノの保存運動が起き、現在は「平和のピアノ」として鳥栖市の管理下で公開されています。
映画のストーリーにはフィクションアレンジされている部分もあると思いますが、実際にこのピアノは日本で戦争時代を駆け抜け、製造したドイツのメーカーは戦後の事情によって消滅。
しかし、現在もその深く澄んで美しい音色は健在です。
設置運営
鳥栖市役所 健康福祉みらい部 文化芸術振興課 文化芸術振興係 (サンメッセ鳥栖)
TEL:0942-84-2121
ミクライヴの行われるサンメッセ鳥栖の
— KEI:ミクニウム不足中 (@keis3939) December 22, 2018
ホールに展示されたドイツフッペル社グランドピアノは、昭和6年(87年前)に有志の働きかけにより寄付金で購入され、鳥栖小学校に寄贈されたものだそうです。WW2末期には特攻兵が訪れベートーヴェンの「月光」を演奏したとか…
#MIKUCrossing pic.twitter.com/zWsSdEtVEa